トークンスワップで市場価格はどうなるか
ファンダメンタル的にトークンスワップは通貨の価格にどのような影響を与えるかを考察したいと思います。
トークンスワップとは、資金調達の為に一度イーサベースで作成した自社トークンを、実際に運用していくネットワーク上に移行することを言います。
2018/6/25現在、Tronのトークンスワップを目前に控え、TronベースのVeChain/VENもメインネットに移行します。
その時それらTRXやVENの価格はどうなるでしょうか。
希少性から考察
まず、希少性は上がります。
トークンスワップの時には、移行準備を済ませていない投資家が約半数発生します。
トークンスワップされるという情報が来ていないのか、やり方がわかっていないのかは不明ですが。
そうすると、トークンが約半数消失するということなので、トークンの希少性があがります。
それだけならば価格上昇要因となりますが、実際にそうなるでしょうか。
市場というのは大半が「よく分かっていない人」に占められるので、その人々の心理に沿う必要があります。
その人々は、「トークンスワップというよく分からないことをやった」ということで、マイナス評価を与える人々です。
(メインネット開発のために資金調達用トークンを発行しているので、その後トークンスワップが発生するのは当たり前なのですが。。)
そして、トークンスワップに伴い、5割がBANされるという、こちらも仕組みが分かっていないが故に起こるデマが流布されます。
(トークンスワップのやり方が分からない投資家が自分で自分の資産を失うだけです。)
これらのことにより、希少性が上がることによる価格上昇要因よりも、「よく分かっていない」人々が起こす価格下落要因が強いと推察することができます。
過去の事例から考察
6/3に既にトークンスワップを済ませた通貨「EOS」があります。
6/17にはメインネットが運用開始しました。
こちらもかなり性能が期待できる通貨ですが、トークンスワップ後に値を下げています。
EOSに何があったのか。
実はEOSはメインネット移行直前にメインネットにバグが発見され、それを外部から指摘されてしまうという失態を犯しています。
約1日でバグ修正が完了し、私はすごいと思ったのですが、世間の評価はそうではありませんでした。
またそこからEOSの話題が増えて、EOSの良さや悪さもかなり明るみになってきました。
悪い話題の代表格としては、まだ実際に使用されていない通貨であるということでしょうか。
(仮想通貨の世界は、まだ実用化されていない通貨がほとんどです。そもそもEOSは世間に出たばかりだし。。)
そんなこんなで、メインネットが運用開始しても、ずっとずるずると値を下げています。
仮想通貨界は技術からの価格予測が困難であるため、過去の事例から判断する投資家が多いです。
EOSがトークンスワップ後に値を下げているため、今回のTronのトークンスワップでも売りをかける投資家が多いと推測します。
数日後に、実際にTRXやVENの価格を見て、今回の推測がどのような結果となったかを改めて考察し直したいと考えております。